ハーレクイン・シリーズ
さまよえる令嬢
孤高の鷲
世間知らずな令嬢の初恋はキスから始まり、涙で終わった。
晩餐会の帰り、暴漢に襲われたケリーを救ったのは、ジョン・エドモンズと名乗るタキシード姿の紳士だった。誠実な態度と熱いまなざしに、彼女は直感した。彼こそ運命の男性――私がずっと待っていた騎士(ナイト)。夢のような時間を過ごしたものの、やがてケリーは非情な現実を知る。兄の不審な死の調査のため〈フェニックス結社〉を訪れたところ、ジョンが結社の腕利きエージェントであり、任務でケリーを監視していたとわかったのだ。甘い言葉も燃えるような口づけもすべて偽り……。怒りと涙が込み上げ、彼女は絶句した。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年05月20日
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- 著者
- ゲイル・ウィルソン
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- 訳者
- 中野恵
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63288-X
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- 書籍番号
- LS-288
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- ミニシリーズ
- 孤高の鷲
読者レビュー
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リンダ・ハワードもその実力を讃えるゲイル・ウィルソン。『孤高の鷲』続編では、派手なプレイボーイだった兄の遺産をめぐり、おとなしいヒロインが数々の陰謀に巻き込まれます。