ハーレクイン・シリーズ
人でごった返すスペイン、マドリードの空港。搭乗便を待つメーガンは思いがけない人物にでくわした。エミリオ・リオス――以前から憧れていた兄の友人であり、いまや派手な女性関係で知られる裕福な実業家の彼。2年前に冷たくあしらわれて以来、距離をおいてきたけれど……。すると彼は挨拶もないまま、メーガンを引き寄せてキスをした。呆然とするメーガンに、彼は謎めいた視線を送ってたたみかける。「今夜、僕と一緒に過ごさないか?」「100万ドル出せるならね」動揺のあまりメーガンは軽口で返した。それが、めくるめく嵐のような1日の始まりだった――
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12695-5
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- 書籍番号
- R-2695
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モニター
不当に扱われてきたヒロイン。政略結婚のあと、満たされない思いで過ごしていた彼が、真実の恋とともにヒロインを見つけ出す、空港での出会いにワクワクしました。
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モニター
ハンサムで強引なエミリオに終始心を奪われました。私もこんな風に強引に口説かれてみたい! ハーレクイン小説を読むのは初めてでしたが、はまっちゃいそうです!
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モニター
冒頭からヒーローであるエミリオの視点で書かれており、彼の内面が丁寧に映し出されています。ヒロイン・メーガンが思う程、エミリオはひどい男ではありません!! むしろとても誠実で忍耐強い男なのです! 本当は単純なことなのに、メーガンはちっとも彼の想いに気付きません。じれったい。だけど、そんなメーガンがこれまたかわいらしい……。ただ、「純真」の称号はヒロインよりもヒーロー・エミリオに贈ります!!!
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モニター
冒頭で複数の人物の名前が登場したので、人間関係の把握に時間が少しかかったのですが、その後はお話にぐいぐい引き込まれていきました。エミリオ、メーガンを取り巻くそれぞれの家族、過去の出来事などが絡み合う中でのエミリオの落ち着いた態度と、それを裏切りそうな心の葛藤、メーガンの一途さ、純真さがとても印象的でした。1回目よりも2回目…と読む回数が増える度に心に沁みてきます。
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モニター
主人公2人が2年ぶりに再会した後の、たった24時間での出来事です。特別に大きな事件も起こらずオーソドックスな物語ですが、過去の挿話を絶妙に織り混ぜながら進んでいきます。お互いの気持ちの読み違いもあり、作家さんの手腕&手法が冴えていて、一気に読めました。はじめて読む作家さんだったので、他の作品が気になります。う~ん、お見事! 読後に唸ってしまいました。 p.s. ふくよかな女性が好きなヒーローって多いのですねぇ……
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。