ハーレクイン・シリーズ
弁護士のジョーイは義兄が経営する会社で、1カ月のあいだ個人秘書として働くことになった。上司となるのはギデオン・セントクレア――以前、彼女が手がける案件に有無を言わさず介入してきて、まるで自分の仕事かのようにさっさと解決してしまった傲慢な男。だしぬかれたのは今でも腹立たしいけれど、理知的でセクシーな魅力を意識せずにはいられなかった。そして初日、彼がジョーイと同僚弁護士のあらぬ恋の噂に触れたとき、彼女はむきになって否定しながら詰めよった。するとギデオンは横柄に見下ろしながら、冷徹な言葉を吐いた。「はっきり言っておくが、ぼくは君の恋愛にはまったく興味がない」
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2011年12月20日
-
- 著者
- キャロル・モーティマー
-
- 訳者
- 漆原麗
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2011年12月06日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-12688-7
-
- 書籍番号
- R-2688
-
モニター
弁護士のジョーイは義兄が経営する会社で、1カ月のあいだ個人秘書として働くことになった。上司となるのはギデオン・セントクレアという冷たい男の人で…というお話で、どうなるのかな? と思いながら読みました。冷たい性格の男の人の話は好きではないのですが、華麗なる公爵家の恋愛物語がとても素敵で、読後感がよかったです。素敵なロマンスを読みたい方にお勧めできます。とてもおもしろい小説だと思いました。
-
モニター
お互いに相性が最悪。と思いこんだところから愛に発展していくお話です。でも最初から相反する感情を持った人間同士だからこそ、互いを意識しているのがありありでしたけどね。相手に良く思われたいという意識がないと一度恋(愛)に気付くと展開が早い! なかなか互いの気持ちを打ち明けないので最後の方はもっと2人のラブラブ関係を読んでいたいのにあっという間に読み終わってしまってそこが少し残念です。
-
モニター
最初からお互いに意識しすぎているせいで余計なことを言って後悔したり…。初めての恋にどうしたらいいのかわからなくて好きな子を苛める中学生かのような場面がありつつ、お互いの印象が時間が経つにつれ変化していき、やりとりも徐々に大人へと変化していく過程が面白かったです。素敵な登場人物ばかりで関連作も読んでみたいです。
-
モニター
嫌よ嫌よも好きのうち。なんて言葉がピッタリのお話。二人のやりとりを丁寧に描いています。苦手な筈なのにお互いかけがえの無い存在になって行く。温かみのある作品だと思います。
-
モニター
出会いは最悪。でも…。そんな二人のやり取りは、お互いが気になっているのに、それぞれ強気の態度で接していて、読んでいて、かなりもどかしかったです。一緒に過ごして、お互いのことがわかり始め、少しずつ心を許していく…。なかなか素直になれない二人の行方が気になって、一気読みでした(笑)。前2作を読んでいなかったので、チラッと出てくる前2作のヒーロー&ヒロインの話を読みたくなりました。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。