ハーレクイン・シリーズ
“古代神秘の世界へ旅をしませんか?”そんな旅行パンフレットの謳い文句に誘われて、令嬢マリーはモロッコへとやってきた。だがいざ来てみれば、せっかくの神秘的な砂漠を前に、危険だからと何一つ自由行動は許されない。ホテルもヨーロッパの贅沢なものと少しも変わらず、マリーは暇を持てあまし、ホテルの庭を散策していた。そのときだった。目の前に突然男が飛び出してくると、おののくマリーの頭に何やらかぶせ、軽々と抱え上げた。謎の男は、そのままマリーを砂漠へと連れ去り……。
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- 頁数
- 168頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年09月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 田端薫
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年09月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42009-1
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- 書籍番号
- PB-109 (初版I-45)
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モニター
”砂漠”と付いたタイトルと読み始めで、「シークものかな」と思ったら、違いました。傲慢な富豪との恋…と思いきやサスペンスのような…。予想外の展開に驚きつつ読み進んでいきました。周りの人たちも魅力的な人が多く、スピンオフも読みたいと思えるほど。いろいろ妄想できる作品でした。
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モニタ
マリーが砂漠にきて、いろいろ経験し、怖い思いもし、ロマンスあり、ハラハラドキドキのストーリーでした。おもしろいです。お薦めです。
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モニター
出だしが衝撃的だったので、誘拐されちゃうの? どう展開するのかワクワクしました。マリーのかわいらしさとヒーローに対するちょっと意地っ張りで、恋する女らしい心の変化がいいです。ヒーローにこんなに追われてみたい気もします。モロッコ・インドと舞台が変わり、町・人・景色の描写と他の登場人物のロマンスも重なり、中身の濃い一冊だと思います。じっくり読みたい素敵な作品です。
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モニター
贅沢な毎日に少し嫌気がさしていたヒロインの前に突然現れ砂漠に連れ去る謎の男。またトラの前に飛び出し、大怪我をしながらもヒロインを助けるなんて、女なら誰でもちょっと夢見るシチュエーションです。やはり根強いファンがいて、数多くの作品があるシャーロット・ラムの作品だけあって安心して読めました。
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モニター
ヒロインの冷静な行動に好感を持ちました。素直になれない二人は危機を迎えてやっと正直になれ、それまでの長い時間が嘘のようにあっと言う間に恋が展開していく。初期作品復刻とありましたが、新鮮な作品で楽しく読み終えることができました。
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。