ハーレクイン・シリーズ
アフロディーテの醜聞
いわれなき醜聞に巻きこまれたレディは、頼る者もないままに学園を追放されて……。
十八歳で天涯孤独の身となったデジレーは、亡き両親から受けた教育を頼りに女学園の教師として働いている。ある夏の暑い日、息抜きに森の奥にある美しい水辺に足を伸ばし、衣服を脱ぎすてて水と戯れていると、突然、“アフロディーテ”と甘い声で呼びかけられた。木陰にたたずんでいたのは放蕩者と名高いバックワース子爵。彼は賞賛するようにデジレーを眺めまわし、ぶしつけにも、愛人にならないかと持ちかけてきた。デイジーは情婦になるつもりはない、と憤慨して即座に断った。子爵の不届きな申し出を受けざるを得ない日がくるとは思わずに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年08月05日
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- 著者
- ゲイル・ウィティカー
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- 訳者
- 名高くらら
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年07月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33121-2
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- 書籍番号
- PHS-21 (初版HSS-5)
英国ウェールズ生まれ。幼いころ、両親と共にカナダに移り住んだ。リージェンシー・ロマンスとの出会いをきっかけに才能を開花させ、作家デビューを飾る。当時の歴史や社会、優雅な言葉遣いに魅力を感じるという。余暇には旅行やスキューバダイビング、ゴルフを楽しむ。バンクーバー島在住。