ハーレクイン・シリーズ
上司セバスチャンのわがままな要求に耐え続けてきた秘書ジュリアは、彼の代わりに恋人に別れ話をするよう命じられ、怒りを爆発させた。いくら給料がよくて、彼が罪深いほどハンサムでも、もう一緒に働けない。ジュリアは昂然と顎を上げて告げた。辞めさせていただきます、と。まさか、そのせいでセバスチャンの誘惑が解禁になるとは思わずに。
キャサリンはリチャードの姿をまた目にして、うめき声を押し殺した。馬の調教師の彼女はポロの大会のために高級避暑地に滞在しているが、休暇に訪れた大物企業家のリチャードが毎日デートに誘いに来るのだ。何度断っても、承諾は時間の問題とばかりに。セクシーなのは認めるけど、彼には“ノー”という言葉を教えてあげるわ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年06月20日
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51457-8
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- 書籍番号
- D-1457
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モニター
一冊で2話楽しめるお得な作品でした。その分一話が短いのですが、内容はギュッと詰まった濃い物です。同時進行していく2つの話が楽しく読めました。他の4話も楽しみです。舞台がポロクラブとあまり馴染みの無いところですが、2話ともその情景がすっと浮かぶように話にのめり込めます。プレイボーイ達の慌てふためく姿も面白い一冊でした。
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モニター
夏らしいホットな恋が2話楽しめました。どちらのヒーローもちょっと強引で、ヒーローに惹かれているヒロインは一時の恋は嫌だと最初は引き気味ですが、やっぱりヒーローの魅力に抗えず…。ヒーローもヒロインも自分の気持ちを正直に相手にぶつけているので、ストレスなく読むことができました。6部作ということなので、続きが楽しみです。
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モニター
同じ時に同じ場所に居合わせた男女のそれぞれの立場、それぞれのストーリーが浮き彫りになって目線を変えて楽しめます。身分違いをわきまえている聡明でちょっと気が強くて魅力的なヒロイン達の生き方と考え方にも共感できました。でも今回の男性陣はそんな彼女たちの魅力にあらがえず・・・?彼らの攻めっぷりがなかなか楽しめます。
フロリダで育ち、イリノイに引っ越した。高校時代に物語を作り始め、ジョージア州ロマンス作家協会マギー賞を受賞後、作家デビュー。ウォールデンブックスのベストセラーリストにも登場している。
ニュージーランドに生まれ、十三歳の頃からロマンス小説を愛読するようになった。ブラインド・デートで出会った男性と結婚し、二人の子供がいる。読書を通じて人々のさまざまな愛の力を追体験していると言う。