ハーレクイン・シリーズ
エーゲ海に捨てた恋
彼のひとときの恋人になるのはいや――本当に彼を愛しているから。
イザベルは日常から逃れ、ギリシアの孤島での休暇に向かった。だが、奥まった静かなビーチを目指して岩場をわたっているとき、運悪く足を滑らせて転落し、裸同然の姿で気を失ってしまう。意識が戻った瞬間、浅黒い肌に逞しい体をした男性の姿が目に入った。なんてゴージャスな男性! でも、明らかに嫌悪の表情をしている。男性はビーチの所有者ルーカスで、大成功した実業家だというが、けがをして動けない彼女を家に滞在させてくれながらも、なぜか冷淡な態度をとりつづける。大富豪の気を引くために私が裸体をさらしたとでも思っているのね。実は彼の態度には別の理由があるとはイザベルは知るよしもなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2011年06月05日
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- 著者
- キャサリン・ジョージ
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- 訳者
- 高浜えり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年05月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12620-7
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- 書籍番号
- R-2620
読者レビュー
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ウェールズ生まれ。早くから熱心な読書家で、その情熱はやがて書くことへと向いた。エンジニアと結婚し、九年間ブラジルに暮らす。その後、息子と娘の教育のためにイギリスに滞在することがふえ、一人で過ごす夜に小説を書くようになる。執筆や読書の合間に料理やオペラ、骨董品を見て歩くことを楽しんでいる。