ニューヨークのブティックで働いていたサニーは、ある日突然、父の気まぐれでカリフォルニアへ移ることになった。家を売って、そのお金でぶどう園を購入したのだという。経済観念のない父に管理を任せることはできないため、サニーは仕方なく、みずからぶどう園の経営に乗りだした。はじめはしぶしぶ働いていたサニーだったが、やがて農園での仕事に本気で取り組むようになっていった。そんな折、隣人リャン・スティールと出会い、ふたりは反発しあいながらも徐々に惹かれていくのだが……。