ハーレクイン・シリーズ
伯爵の甘い罠
伯爵の愛人という快楽がもたらしたのは身を切られるような悲しみだけだった。
メグはカステルフィーノ伯爵邸の壮麗な庭園改築のデザイナーとして屋敷に住み込むためトスカーナを訪れる。だが豪奢な屋敷に着くと、出迎えたのは老伯爵ではなく、見覚えのある男性の不機嫌な顔だった。ジャンニ・ベリーニ! 数カ月前に偶然出会い、ひと目で惹かれたが、プレイボーイで有名な彼はメグに気を持たせただけで去っていった。その彼がどうしてこの屋敷に? しかも、明らかに迷惑そうだ。老伯爵が数日前に亡くなり、息子のジャンニが伯爵の称号を継いだが、庭園に興味のないジャンニは改築をとりやめるつもりだとメグは知る。それでも老伯爵との契約を主張するメグに、彼はあっさり折れた――メグとのひとときの情事を楽しむために。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2011年05月05日
-
- 著者
- クリスティーナ・ホリス
-
- 訳者
- 山ノ内文枝
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2011年04月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-12610-8
-
- 書籍番号
- R-2610
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
イギリスのバース近くで生まれた。初めて鉛筆を手にしたときから文を書きはじめ、三匹の子犬の物語を書いたという。ブラインドデートで互いに一目惚れをした夫と出会って数カ月後に結婚し、二人の子供をもうけたあと、大学の創作クラスで学んだ。その講師だったある詩人に、小説を本格的に書くことを勧められた。古いコテージで子供を育てる自分の生活とは対極とも言えるロマンス小説が大好きだと語る。