ハーレクイン・シリーズ
ヘレンは父の死後、母の親友の援助で社交界デビューした。清らかで美しいヘレンは注目の的。そして、マックスというハンサムで親切な貴族に心を奪われた。ところが、母の猛反対に遭う。公爵の息子と身分違いの結婚をして冷遇された過去を思うと、賛成できないというのだ。私の恋は報われないの?ヘレンは悩み、マックスへの想いを封じようとした。そんな折、劇場でヘレンは自分を見つめる上品な老紳士に気づいた。すると、なぜか母が動揺し……。
-
- 頁数
- 256頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2011年05月05日
-
- 著者
- アン・ヘリス
-
- 訳者
- 井上碧
-
- 定価
- 901円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2011年04月20日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-33114-4
-
- 書籍番号
- PHS-14
-
モニター
ヘレン、マックス共に弱者に対して心を砕いて苦境から救おうとする慈愛に満ちた心の持ち主。お互いが惹かれているのに過去の人間関係が、2人に試練を与えます。また、さらに事件が絡み、謎解きが出来て、長編だけど一気に読んでしまいます。前作を読まなくても、十分に楽しめる作品です。
-
モニター
この時代は相続財産や持参金を多く持つ者を生涯の伴侶とすることが幸せとされていました。そんな中で出会った貴族のマックスと皮なめし業をしていた母方の祖父を持つヘレン。相手を知り、互いの価値観や人柄に惹かれていく2人ですが、彼らの間に階級の問題が障害として立ち塞がります。恋の行方と渦巻く陰謀を絡めて進む先に、意外な結末が。
-
モニター
思ったら即行動に出てしまう、無鉄砲だけど優しく可憐なヘレン。母の影響で身分の違いを強く意識しながらも、貴族でありながら階級に囚われない視点をもった紳士マックスに出会い、引かれていく。階級社会と過去、マックスを暗殺しようとするものとの争いなど最後まで飽きさせない仕掛けで一杯です。ぜひ、オススメします!
-
モニター
ハーレクイン購読歴25年の私でも、ヒストリカルはコミックでしか読んだ事がありませんでした(汗)。今回モニターで送って頂き、どうなんだろうと、不安とワクワクで読ませて頂きました。「身分違いの花嫁」は身分違いの恋というハーレクインの王道があり、主人公自身の秘密あり、ミステリーあり、と読み出したら止まらない本でした。また関連作があるという事で、前作が読みたくなりました。
-
モニター
貴族階級の恋は、自分の気持ちだけでなく、家同士の関係に左右されるのがとてもはがゆい。ヒロインの一途な思いが成就できるのか、ハラハラした。
-
モニター
はらはらどきどきしながら最後まで楽しく読む事ができました。
イギリスはケンブリッジに住んでいるが、冬のあいだは夫とともにスペインのジブラルタル海峡に面したマラガのリゾート地で過ごすことが多い。青い海の白い波頭を眺めながら、涙あり笑いありの、ロマンチックな恋物語の構想を練るという。