ハーレクイン・シリーズ
アナは、セブとの思い出すべてをリセットする旅に出た。運命的な出会い、バルコニーの熱い一夜、ジブラルタルでの結婚式……その夜知った彼の裏切り。アナの結婚生活は一週間で幕を閉じたが、苦しみは終わらなかった。思いがけず妊娠し、そして流産したのだ。たった一人ですべてを乗り越えた一年後、アナは離婚届をセブに送りつけ、アフリカへと旅立った。灼熱の太陽とサバンナが、アナをいきいきと甦らせる。夢中でシャッターを切るファインダーの中に一人の男の背中が映り、アナは微笑んだ。素敵な男性に反応するなんて、元気になった証拠ね。だが振り返った男の顔を見て、アナは愕然とした。セブ――!
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2013年03月20日
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- 著者
- ナタリー・アンダーソン
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2011年02月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51437-0
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- 書籍番号
- D-1437
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モニター
互いに心に傷を抱える二人。愛を認めないセブ。サバンナで二人はお互いを求めあいます。心の奥を認めることで解放され、アナの成長がセブの心を揺さぶり、ひと時の恋が永遠になります。
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モニター
ヒロインの気持ちにちょっと鈍感すぎないか、と読みながらムカムカすることが多かったです。心が求めすぎて、身体に支障がでてしまうことって本当にあると思うので、いい展開だなと思いました。ヒロインの親友、最高。
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モニター
セクシーでホットな話でした。それでいて、主人公の2人は愛のない子ども時代を送ったためにすごく繊細な部分も持っています。セブがアナの流産について知り、慰める場面は感動的で思わずウルウルしてしまいました。背の高さがコンプレックスになり、自分に自信が持てないアナ。不遇な子ども時代から離婚専門の弁護士となり、結婚は昇進の手段でしかなかったセブ。お互いに体の欲望と心の葛藤に悩みながら相手を理解し信頼し思いやろうとしていく過程が良かった。
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モニター
幼い頃の経験により、愛に飢えているヒロインと、愛を信じられないヒーローのお話でした。ヒーローの裏切りはひどいなと思いましたが、子供の頃のヒーローの事を考えると、仕方のないことかもしれません。このお話は、ヒーロー目線も多かったので、飽きずに一気に読めました。
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モニター
舞台はアフリカツアー、少し前に見たアフリカの自然の風景を頭に描きながら読み進んだ。ライオンなどに襲われないのか?と言う疑問をずっと持っていた、前半はツアーの話が詳しく書いていて行ってみたくなった。お互い深く傷つけあった二人だが主人公アナは身も心も傷ついた。流産した理由が私と同じだったので共感した、セブが思ったように夫も思ってほしかったのでアナがうらやましかった。愛することに臆病なセブ早く気づいて!
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二人が育った家庭環境が作りあげた悲しい性格が手に取るように理解できました。愛って臆病になったら駄目よと何度もアナとセブに呟きながら読みました。愛の営みも刺激的と感じました。そして一歩一歩大人になっていく二人に祝福あれ!!
祖母の影響で十代のころからロマンス小説を愛し、ジョージェット・ヘイヤーやアガサ・クリスティといった古典の間にミルズ・アンド・ブーン社の本をはさんでいた。ロンドンで働いた二年の間に夫と出会った。現在は故郷のニュージーランドに戻り、双子を含む四人の育児に追われながらも、ゴージャスな主人公が繰り広げるラブロマンスを夢想して過ごしている。