ハーレクイン・シリーズ
月夜の甘い企み
恋人も仕事も失い、やけ食いで体重は倍増。こんな私に魅力を感じる男性がいるの?
妹の婚前パーティで、サラは惨めな思いを噛みしめた。余興の探し物ゲームで指示されたのは、あろうことか“結婚にふさわしい独身男性”サラはつい最近、七年つきあった恋人に捨てられ、不運が重なって仕事も解雇されたばかりだった。そんな彼女の事情を知ってか知らずか、見知らぬイタリア人男性が声をかけてきた。しかも彼は自分がその“探し物”だと言わんばかりに、大胆にもサラの唇を奪ってみせたのだ。あまりのショックで、サラは思わずその場から逃げだした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年12月20日
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- 著者
- インディア・グレイ
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年12月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12564-4
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- 書籍番号
- R-2564
読者レビュー
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モニター
細やかな心遣いの出来るサラに、サラの前だと愛情表現が全然出来ないロレンツォ。思うように進まない二人の仲に、ハラハラしました。ヒーローは、肉食系かと思うのですが、ヒーローぽっくなくて頑張れ!と応援したくなりました。
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モニター
自分に自信が持てず、実母にも素直に甘える事の出来ないヒロイン。身近にいそうな女性が主人公です。なぜここまで、身内に軽く見られるのか…もっと強気に出ても良いのではないかとイライラさせられるところも。ヒーローが、そんな主人公を助けるところから、少しずつ進展していきます。亀のような歩みですが、現実の世界なら、こんな感じで進んでいくんだろうなぁ…と、何だか納得。ヒーローがヒロインの真の美しさを見つけてくれたのが良かったです。
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モニター
ヒロインの家族(義理も含めて)が、あまりに彼女に冷たく、またヒロインが理由があるとはいえ、必要以上に献身的で、読んでいて辛かったです。ヒーローも何だか中途半端な印象でした。残り3分の1くらいからは楽しく読めました。
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イギリスの作家。自称ロマンス小説中毒で、十三歳のときからハーレクインの作家になることが夢だった。大学では英文学を専攻し、大学生活最後の夜に知り合った男性と結婚する。主婦として三人の娘を育てたのち念願かない作家になった。