ハーレクイン・シリーズ
仕事から一時離れて故郷に戻ったシシィは、ローガン・クレイボーンと九年ぶりに顔をあわせた。クレイボーン家は、シシィの家の隣に屋敷を構える富豪一族。かつて弟とシシィが恋仲にあると疑ったローガンは、弟に身分違いの結婚をさせないためにとシシィを誘惑し、身も心も奪ったあとであっさり捨てたのだ。当時の怒りと悲しみがよみがえり、シシィは声すら出せないまま、相変わらず魅力的なローガンをただ見つめた。そのときローガンの目に欲望の陰を見てとり、シシィは悟った。長い年月が流れたいまも、二人の関係はまだ終わっていないのだと。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年12月20日
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- 著者
- アン・メイジャー
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2010年12月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51421-9
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- 書籍番号
- D-1421
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モニター
9年前、衝撃的な別れ方をしてから初めての再会となるローガンとシシィ。お互いに憎み合っていると思っていたのに、再会したことで本心に気付いてしまう…。美容院にいる1時間半で一気に読みました。ローガンとシシィの物語の他にも、双子の兄弟のその後や、今回唯一の被害者ともいえるアリシアと兄弟との関係など、気になることが一杯。すぐにでも続編を書いてほしいです! 珍しい(?)男性目線で書かれているのもちょっと新鮮でした。
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モニター
幼馴染のローガンとシシィ。かつては愛し合った二人でしたが、シシィは自分の家を守ろうとするローガンにあっけなく捨てられてしまいます。しかし再会した二人。本当の真実をお互いに知らないまま、距離をおく様子がじれったく感じました。ヒロインのシシィは他のシリーズのヒロインと比べると、活発なのが印象深かったです。二人の取り巻く環境の違いに苦悩しつつも愛情を隠せないシーンは読み所です。
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モニター
富豪ローガンから無情にも捨てられたシシィは、9年ぶりに故郷に戻ります。ローガンとの再会…それは苦い過去を思い出させるだけでなく、彼女の感情を揺さぶります。ローガンもまたシシィへの仕打ちを後悔しつつも、彼女への想いを抑えきれず…。結ばれるべき2人なのに苦い過去に捕らわれてなかなか素直になれません。ドキドキハラハラしながら読み進み、最後は満足のいくハッピーエンド。ホッと安心しました。
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モニター
9年ぶりに会ったローガンと、紆余曲折をへながらも最後は愛をつらぬけたシシィ。富豪としての傲慢さをかなぐり捨てて、愛を選んだローガンにも共感をおぼえました。 ハラハラドキドキしながら、一気に読んでしまいました。
USAトゥデイのベストセラーリストに載り、他の大人気作家たちからも賛辞を寄せられる。中でもサンドラ・ブラウンは〝表紙に彼女の名前がある――すなわち、その本はいい読み物を意味する〟と絶賛。生粋のテキサス人で、英文学とスペイン文学の修士号を持ち、二年間教師をしていたこともある。英語、スペイン語はもちろん、フランス語も堪能。作家としての輝かしいキャリアに加え、三十年続けてきたピアノのほうもプロ並みの腕前。旅行に行くのが好きで、趣味は夫とコロラド山中をハイキングすることだという。