ハーレクイン・シリーズ
奇跡はイブの日に
裕福な家に生まれた彼にとって、わたしは不釣り合いな存在でしかない。
イブは信じていた恋人に裏切られ、心機一転しようと東部からデンバーへ引っ越してきた。ショッピング・アドバイザーの仕事をしているイブは、贈り物の受け取り主のことをよく考えるのを信条にしている。特に、顧客が親族に贈るクリスマスプレゼントについては。ところが、今回の顧客ドーソン・バークは初めから非協力的で、親族の情報をまったく提供してくれない。業を煮やしたイブはドーソンの自宅に押しかけて直談判した。会ってみると、ドーソンは魅力的な男性だったが、ひどく傲慢で、情報提供の代償として法外なことを要求してきた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年11月20日
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- 著者
- ジャッキー・ブラウン
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- 訳者
- 木内重子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22132-2
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- 書籍番号
- I-2132
ミシガン・セントラル大学でジャーナリズムの修士課程を修了したのち、雑誌社や新聞社で活躍。一九九一年にはフリント・ジャーナル紙で初の女性ライターとして注目を集めた。在職中も小説を書き続け、二〇〇二年ついにRITA賞のファイナリストとなった。現在は最愛の夫と二人の息子とともに過ごす時間を大切にしながら、執筆活動に専念している。