ハーレクイン・シリーズ
アラビアン・ロマンス:バハニア王国編 Ⅰ
シークと幻の都
バハニア王国のプリンセス、サブリナは父王の決めた結婚に反発し、砂漠の中の壮麗な都に迷い込んでしまった。砂嵐に見舞われ死を覚悟したそのとき、遊牧民のリーダーとおぼしきたくましい男に助けられた。だが男はサブリナを奴隷にしようと企んだのだった。「盗賊の都へようこそ。わたしはこの都の君主、カーダルだ」
オアシスの熱い夜
平凡な容姿で自分に自信が持てず、おまけに二十八歳でバージン。そんなザーラに突然、人生の転機が訪れた。バハニア国王の娘だと判明し、宮殿で暮らすことになったのだ。国王がボディガードに任命したのは、シークの称号を持つレイフ。彼は不慣れな宮殿での生活に戸惑うザーラを見守り、しかも、欲望と賞賛に満ちたまなざしで見つめてくる。
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- 頁数
- 448頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年07月20日
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- 定価
- 1,047円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-75375-5
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- 書籍番号
- P-375
読者レビュー
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かお
今まで読んだシーク物の中で一番ロマンテックで、はらはらドキドキしました。ファンタジーや歴史を感じる設定もとても気に入っています。サブリナの少し傲慢なくらいに意思が強いところも作品の良いスパイスになっています。シリーズになっていて、話と主人公が変わってもその後どうなったか垣間見る事が出来るのもスーザン・マレリーのファンサービスだと思い楽しんでいます。運命の恋、シークが好きな方は必見です。
USAトゥデイ紙や大型書店などのベストセラーリストの常連で、ユーモアと情感あふれるロマンスで根強いファンを獲得。その作品数は百作以上にもおよぶ。雨の多さばかりが大げさな話題となり、締め切り前になるとお世話になる大量のコーヒーでも有名な土地、ワシントン州に居を構える。最近は刊行される作品が着実に売り上げを伸ばし、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストにも登場。多くの読者から支持を得る人気作家となっている。