ハーレクイン・シリーズ
新鋭のミステリー作家マイケルは、元妻との離婚以来女性不信に陥り、多忙にもかかわらず秘書を雇うことを拒んできた。だが、旧友から秘書候補として紹介されたジェニーをひと目見て、即座に試験採用を決めた。理由の一つは彼女がマイケルの熱心なファンであることだが、それよりも以前ある場所でジェニーを見かけて以来、ずっと気になっていたのだ。マイケルはさっそく彼女を伴い、次作のアイデアを練るため、自邸の城へとむかった。道中で二人の間の緊張が急激に高まり、思わずマイケルはジェニーにキスをしてしまう。それが謎めいた秘書の、最初の仕事にすぎないとも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年05月20日
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- 著者
- リー・ウィルキンソン
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12498-2
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- 書籍番号
- R-2498
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モニター
潮が満ちたら陸づたいでは帰れなくなる、そんな孤島の古城で二人きりというロマンティックなお話です。女性不信のマイケルが、惹かれてしまう気持ちを抑えようとするがゆえの行動に、主人公が不安にさせられてしまうところにはらはらしながら最後まで読みました。
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モニター
「運命」を信じたくなる、とてもロマンチックな一冊。パズルのピースを埋めるように繋がっていく二人は、お似合いの素敵なカップルだと思います。とくに、普通にキッチンに立ち、普通に料理をするヒーロー、素敵すぎます!嫌味がなくて、ホントに魅力的なヒーローでした。
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モニター
愛した人に裏切られた経験から、恋愛不信のマイケルとジェニー。そのせいでお互い惹かれ合いながらもなかなか相手も自分の心も信じきれません。それでも運命の結びつきで二人は結ばれます。感動するくらいロマンチックで羨ましいです。またその運命を感じる小さな島で二人きりで過ごしているため、二人の間の空気や気持ちがとても伝わってきます。穏やかさもドキドキ感も味わえる素敵な作品です!
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モニター
女性不信のミステリー作家マイケルと、彼の作品のファンで秘書となったジェニー。互いに何か運命的なものを感じながらも、マイケルは元妻との離婚、ジェニーは婚約者の浮気からなかなかうまくすすみません。もどかしいのですが、そこは古いお城にまつわる伝説やご先祖さまの過去などが二人の関係にうまく絡んでいるので夢中で読みました。ジェニーとマイケルのご先祖様のお話も読んでみたいです。
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モニター
著名な作家のマイケルは、離婚によって女性不信になっています。職を失ったジェニーが、彼の秘書に採用されるのですが、お互いにどこかで会ったような感覚があり、その感覚は新作の創作のために訪れたミレン島でますます募っていきます。自立した女性ジェニーの過去も明らかになり・・・いっきに読んでしまいました。
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モニター
主人公マイケルの秘書として選ばれたジェニー。過去の記憶から忘れられない面影をみつけ 魅かれていくマイケル・・・。そしてジェニーも必然的にこの古城にもどってきた・・。二人の絆はこの古城でつながっていきます。わくわくドキドキしながら楽しめました
イングランド中部ノッティンガム生まれ。学校を卒業後、水着モデルなどいくつかの仕事を経験する。二十二歳で結婚し、ハネムーンはイタリアへ。短編や雑誌の連載小説から執筆活動を始めた。現在、ダービーシャーの村に立つ由緒あるコテージに住んでいる。趣味は、読書、ガーデニング、散歩、料理。旅行が何よりも好きで、世界じゅうの国々を訪れている。