ハーレクイン・シリーズ
王冠の行方 Ⅲ
過去をなくした王女
すさまじい衝撃と共に機体が地面に衝突し、アナは気を失った。目覚めると、漆黒の瞳をした男性の姿が目に飛びこんできた。混乱するアナに、彼が安心させるように言う。「落ち着いて、もう大丈夫だよ。僕はジェイクだ。君は?」アナは答えようとして詰まり、呆然となった。「わからないわ……何も思い出せない」
秘密を抱く王子
アミラは王妃の特命を受け、ペンウィック王国の本当の王子である可能性を持つ大富豪、マーカス・コーデロのもとへと向かった。多忙を理由に面会を断られ続けたアミラは過労で倒れてしまうが、ブレント・カーペンターという青年に助けられる。ハンサムで魅惑的な彼に、アミラは一目で恋に落ちた。まさか彼が、マーカス・コーデロ本人とは夢にも思わずに……。
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- 頁数
- 320頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年05月20日
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- 定価
- 943円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-75371-7
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- 書籍番号
- P-371
読者レビュー
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執筆を始めて十五年以上経つ。理解ある家族――夫スティーブと三人の息子、二人の孫息子――のおかげでロマンス小説を書くという夢を実現させている。夫との時間と執筆活動に専念できる小さな家をコロラド州に持つことが、もう一つの夢だと彼女は言う。
小学校の図書館で司書をしている夫とともにペンシルベニア州で暮らしている。ロマンス小説は十代のころから読んできた。特に気に入っているのは、ハッピーエンドで終わるところ。誰しもときには理想の中に逃れ、希望を抱くことが必要だと信じている。