ハーレクイン・シリーズ
秘書のかなわぬ夢
ハドソン家の恋事情 Ⅳ
何年思いつづけようと、この恋は実らない。
映画会社に勤めるデイナは、意を決してボスに辞職の意を告げた。マックスのアシスタントとして働き、片思いに悩んではや五年。彼にはいつまでたっても、備品程度にしか見てもらえない。もはや叶わぬ思いにけりをつけて新しい会社に移り、もっと映画製作にたずさわれる職を見つけるときだ。だが、マックスはデイナが手渡した辞表を丸めて捨て、昇格させるから、少なくとも製作中の映画が完成するまでは、彼の家に泊まりこみで仕事を手伝ってほしいと言い出す。マックスの家に泊まりこむなんてできっこない……とはいえ肩書きが変われば、転職に断然有利となるだろう。葛藤した末、デイナはこのチャンスに賭けてみることにした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年04月05日
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- 著者
- エミリー・ローズ
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- 訳者
- 高橋たまこ
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51370-0
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- 書籍番号
- D-1370
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- ミニシリーズ
- ハドソン家の恋事情
読者レビュー
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大学生のころからつき合っていた夫と四人の息子とともに、ノースカロライナで暮らす。十二歳のころからロマンス小説が好きだった。趣味はキルトづくり、料理(特にチーズケーキが得意)、そしてカウボーイに関すること。息子たちの野球の試合を熱心に観戦する母でもある。