ハーレクイン・シリーズ
雨の夜の記憶
彼の冷たい態度はなぜだろう。
そのヒントは、失われた記憶のなかにある?
赴任したばかりの病院に低い笑い声が響き、リビーが振り返ると、長身で金髪の男性が看護師に軽口をたたいているのが見えた。ところが彼はリビーの姿を認めるや表情を一変させ、冷たい目でにらみつけてきた。なぜ……? 戸惑いの底から、昔の記憶が浮かびあがった。ニック! 学生時代に彼女が憧れていた同級生だ。でも、言葉を交わすこともないままに別れ別れになってしまった。彼女が交通事故に遭い、長い入院生活の末、別の大学に移ったからだ。今も事故当時の記憶は一部抜け落ちている。もしかして、彼とのあいだに何かあったのだろうか。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月05日
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- 著者
- ジョージー・メトカーフ
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- 訳者
- 本山ヒロミ
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-21958-9
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- 書籍番号
- I-1958
読者レビュー
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大家族のなかで育ち、子供のころから本が友だちだった。書くほうに回った現在も同様で、物語の終わりにさよならを言いたくなくなるという。コーンウォールで〝我慢強い〟夫とともに暮らしている。四人の子供がいる。