ハーレクイン・シリーズ
捨てられた妻は記憶を失い
書類上はもう赤の他人でも、心の中では、わたしはまだあなたの妻。
「コナーはどこ? コナーに――夫に会わせて」事故に遭い療養中のアリッサがそう頼むと、家族は驚きを露わにした。妻が最愛の夫に会いたいと願うことの何が問題なの?問題は、彼女はもうコナーの妻ではないことだった。7年前、アリッサが憧れのNYでの仕事に就いたとき、一緒に移住する約束をコナーが破り、一方的に離婚届を送ってきた。手ひどく捨てられた当時、深く傷ついたアリッサだったが、事故で頭を打った拍子に、離婚したことを忘れてしまったのだ!家族からコナーとは別れたと聞かされても、どうしても思い出せない。そこで、アリッサは彼の家へ向かった――まだ相思相愛だと信じて。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2024年06月05日
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- 著者
- クリスティン・リマー
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- 訳者
- 川合りりこ
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- 定価
- 740円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-77662-4
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- 書籍番号
- I-2805
大型書店やUSAトゥデイ紙のベストセラーリストにたびたび登場する。RITA賞に2作品がノミネートされ、ロマンティックタイムズ誌でも賞を獲得した実力の持ち主。ロマンス小説家になるまで、女優、店員、ビルの管理人など実にさまざまな職業を経験しているが、すべては作家という天職に巡り合うための人生経験だったと振り返る。オクラホマ州に家族と共に住む。