ハーレクイン・シリーズ
ミラノの悪夢
二度と会うことはないと思っていた人がよりにもよって私のボスだなんて!
ケイトは派遣会社からの紹介を受け、秘書として有名な建築デザイナーであるジャンルカのもとで働くことになる。初出勤の朝、ボスのデスクに座る男性を見て彼女は言葉を失った。数カ月前にミラノで出会い、夢のような一夜をともにしたルカ!あのとき私は、朝になって自分のしたことが恥ずかしくなり、ルカにさよならも告げずにこっそりとベッドを抜け出したのだ。その後、彼を捜す必要が生じたが、拒絶されるのが怖くて結局諦めた。今、目の前にいるルカは怒りに目をぎらぎらさせながら言い放った。「突然僕の前から姿を消したつぐないをしてもらおう」ケイトは震えた。まだルカに告げていないある事実が頭の中を巡った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年01月05日
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- 著者
- マギー・コックス
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12449-4
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- 書籍番号
- R-2449
十歳のときに学校の先生から、あなたは必ず作家になると言われて以来、作家になることを夢見てきた。秘書職を得て結婚したのち、ついに夢を実現した今は、〝決してあきらめなければ誰にでも夢を叶えることができる〟と語る。母親として忙しい毎日を送っているが、あいた時間はドラマやロマンチックな映画を見て過ごすという。