ハーレクイン・シリーズ
放蕩富豪と鈴蘭の眠り姫
もしも夫を愛してしまったら、偽りの妻は去るしかない。
亡父の借金のせいでギャングに追われているクレアは、女性の噂が絶えない大富豪デーヴの豪華クルーザーに逃げこみ、彼のキャビンのクローゼットに身を隠した。数時間後、眠りこんでしまったクレアは、激怒したデーヴに叩き起こされ、追いだされそうになって、涙ながらに懇願した。見捨てられたら、お金だけでなく命の危険もあるのだ、と。考えを巡らせたデーヴが持ちかけたのは契約結婚だった。「きみの安全は保障され、僕は放蕩者の汚名を返上できる」彼を愛さなければ問題ないはず。だがなぜかクレアの心は揺れた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2023年03月05日
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- 著者
- タラ・パミー
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76671-7
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- 書籍番号
- R-3758
子どもの頃から本の虫だった彼女は10代でロマンス小説に 夢中になり、教科書の陰に隠して読みふけっていた。修士課程 修了間近のある日、修士論文を書くためにパソコンに向かって いたはずが、気がつくと物語のプロローグをタイプしていた。 無事卒業し、世界一理解のある夫のサポートを得て小説を書き 始め、現在はアメリカのテキサス州で執筆に勤しんでいる。