ハーレクイン・シリーズ
無垢な司書はシチリアで愛され
このシチリアの古城で何度抱かれても、彼の優しさにまやかしを感じるのはなぜ?
認知症を患う祖父の世話に明け暮れていた図書館司書のアナは、 突如一大スキャンダルに巻きこまれ、警察へ連れていかれた。 祖父は希代の詐欺師で、アナも容疑者の一人だという。 だがなぜか急に帰宅を許され、外に出るとソレンが待っていた。 美貌の大企業CEOで、昨日祖父の療養室で会ったばかりだった。 「きみを助けたい。シチリアのぼくの家を隠れ家にすればいい」 隠れる必要なんかないわ! 祖父もわたしも無実なのだから。 一度は断ったが、アナはマスコミに怯え、厚意にすがった。 ソレンの美しいブルーの瞳に宿る、暗い陰に気づきもせず――。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年07月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-70794-9
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- 書籍番号
- R-3697
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イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルシー島の農場 に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆 のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。 それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。も ともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。