ハーレクイン・シリーズ
吹雪の夜に愛して
非情な大富豪との情熱的な一夜。一度だけの過ちだと思っていたのに。
インテリアデザイナーのジュードは、気弱な友人フレディに頼まれた。ジャズクラブの開店資金に彼名義の信託財産がぜひとも必要なので、財産を管理している兄のセザールを懐柔する手伝いをしてほしいと。弟を訪ねてきたスペイン人大富豪のセザールを見て、ジュードはフレディが兄を恐れるわけがわかったと思った。セザールには、近寄りがたく、人を凍りつかせる雰囲気がある。顔立ちは端整で魅力的だけれど、とても傲慢な人……。話し合いを終えて外に出ると、あたり一帯は雪に埋もれていた。ジュードはセザールの車で家まで送ってもらうことになるが、あとひと息というところで、車は突然動かなくなった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12448-7
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- 書籍番号
- R-2448
読者レビュー
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トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、二つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、一九七五年エクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。テムズ・バレーに住んでいたが、現在は中部地方在住。夫との間に三人の娘がいる。