ハーレクイン・シリーズ
仕事上のいきさつで命を狙われるはめになり、グローリーはテキサス州の小さな町にやってきた。身分を隠し、農場で料理人として働くことになったのだ。農場の監督役はロドリゴ・ラミレスという長身で黒髪の男。グローリーと顔を合わせるや、彼は不機嫌な声で言い放った。「きみとふざけてる気分じゃないんだ」
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- 頁数
- 304頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 仁嶋いずる
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- 定価
- 1,216円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-80062-6
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- 書籍番号
- PS-62
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モニター
あまりにも辛い過去とトラウマを背負ったグローリーの一途な愛に涙しました。それに比べてヒーローのロドリゴの酷さといったら。「なにしてるの馬鹿!」と怒鳴りつけたくなりました。二人が誤解を乗り越えて結ばれるまでが、とっても切なくて、本当に胸が痛かったです。だからこそ、ラストには結ばれて本当に良かったと、また涙がでてしまうのでしょうね。
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モニター
ハラハラドキドキの連続です。愛をテ-マにしているのに推理小説を読んでいるような緊迫感があります。グローリーは悲惨な過去があるが、今は検事補が本当の姿。しかし本当の姿を隠して命を狙う相手から身を守るために農場で働く事になる。また農場の監督のロドリゴも潜入捜査のため身分を明かせず、お互い誤解しながらも愛し合っていく。不安のためお互いを傷つけあってしまう。やがて誤解が解けたときに感じた本当の愛と安らぎ、求めて得られなかったグローリーとロドリゴだけに築いていける世界が待っていたのです。
読み終わって、結ばれたふたりにエールを送りたくなってしまいました。 -
モニター
身分をいつわって出会ったグローリーとロドリゴが、お互いに惹かれあいながらも本当の自分の姿を伝えられないまますれ違っていく様子が切ないです。ロドリゴが結構オレ様でヒドイ男なのですが、悔しいことにそこもまた魅力的でかっこいいです。脇役の人達もとても魅力的で、スピンオフを期待したくなりました。
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モニター
お互いに決して正体を明かせない状況で出会った二人。惹かれあいながらも命を狙われる危険と過去に追いかけられ、疑いと誤解の中で愛を信じることが出来ない二人。読み続けるのがつらかったです。グローリーの過去やロドリコのグローリーに対する態度はあまりにサディスティクで心が痛くなりました。ロドリゴは現実的には素敵な男性なのだと思いますがヒーローとしてみると納得できない。グローリーの幸せを心から祈るばかりです。
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モニター
ダイアナ・パーマーのとても読み応えのある一冊でした。とても厚みがあるので読みきれるかと最初は不安でしたが、読まずには眠れなくて2日で読めました。ロマンティック満載で、お勧めです。ハーレクインに魅了されています。
シリーズロマンスの世界で、今もっとも売れている作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、ベストセラー賞の受賞も十数回に及ぶ。1979年のデビュー当時より熱狂的なファンを数多く擁し、常に次回作の完成が心待ちにされている。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を経験したことから、多忙な日々をものともせず、ファンの期待に応えて情熱的な作品の執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。2001年8月に初来日し、そのチャーミングな人柄で多くのファンを魅了した。2010年2月には、ジョージア州を舞台にした一途な愛の物語「Night Fever(原題)」をハーレクイン・プレゼンツ スペシャルから刊行の予定。