ハーレクイン・シリーズ
裏切りの指輪
わたしの子は、あなたの子。彼がそう認めなくても……。
まだ幼い愛娘を誘拐され、打ちひしがれていたサラは、 シチリア大富豪の夫ニコラスとの3年ぶりの再会に動揺した。 出会った瞬間に恋に落ち、結婚したときは幸せの絶頂だった。 けれど、頑固な義父はイギリスから来た花嫁をよそ者として嫌い、 息子の目を盗んでは、周囲も巻き込んでサラにつらく当たった。 そして事実無根の浮気の罪を着せ、ついに彼女をいびり出したのだ。 ニコラスの子を身ごもったとサラが知ったのは、別居してからのこと。 今、夫は黄金の瞳に、なおも妻への不信と怒りの念を浮かべている。 彼にとって、あの子は屈辱の印。邪魔だったから、さらったんだわ! そう疑う妻に、彼は告げた。「“きみの”子をさらってなどいない」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2022年01月20日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 山ノ内文枝
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01872-4
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- 書籍番号
- PB-320 (初版R-1387)
読者レビュー
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5人きょうだいの末っ子としてマンチェスターで育つ。現在 は、仕事に忙しい夫と成人した2人の娘とともにチェシャーに 住む。読書とバレエが好きで、機会があればテニスも楽しむ。 執筆を始めると、家族のことも忘れるほど熱中してしまう。