ハーレクイン・シリーズ
聖夜に誓う愛
聖なる夜の誘惑
クリスマス休暇に、メレディスは弟が連れてきたアレンを見て胸がときめいた。数年前に婚約者を亡くし、二度と誰も愛さないと心に誓ったけれど、もう一度だけ恋に身をやつしてみたい。だが、メレディスのそんな思いはすぐにむなしくくだけ散った。
帰ってきた子爵
ヘレナは憧れだった子爵のカールトンと結婚したが、夫は初夜の翌朝失踪した。その後妊娠が判明し、夫の家族に財産目当てと冷遇されながらも、彼女は懸命に息子を育ててきた。ある日、みすぼらしい姿の男性が家に現れ、ヘレナの目前で倒れる。
秘めつづけた初恋
イアンだわ! ある集まりで、ジュリアはずっと思い続けてきた男性の姿を見つけて思わず声をあげた。四年ぶり――彼が事故で両親を亡くし、自身も瀕死の傷を負って以来の再会だ。しかし思わず彼に駆けよると、その手に握られた杖が目に入った。
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月05日
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-32383-5
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- 書籍番号
- HS-383
小学三年生のときから物語を書きはじめ、大学では詩集を出版し、卒業後は保険会社やチュニジアのアメリカ大使館で編集者として働いていた。海軍士官の夫について十二年のあいだに七回の引っ越しを経験したあと、現在は米テキサス州東部のパイニー・ウッズに落ち着き、高校でフランス語を教えている。一九九七年にアメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞を受賞。夫と三人の子供、二匹の犬とジョージアン・スタイルの屋敷に住む。
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路は決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、二人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。
妻として、三人の息子の母として、また歯科衛生士として多忙な毎日をおくる。アメリカ・ロマンス作家協会(RWA)や、ニュージャージー・ロマンス作家協会(NJRW)など、ロマンス小説家のための活動に積極的に関わり、二〇〇二年、二〇〇三年にはNJRWの会長を務めた。イギリスを舞台に時を超えたロマンスを書くことがこのうえない喜びだと語る。ニュージャージー州南部に在住。