ハーレクイン・シリーズ
嵐の夜のクリスマスベビー
奇跡の聖夜を、二人はともにした。次に会ったとき、彼は否定したけれど。
ホノーラは十代のころからずっと、庭師の祖父の雇い主で イタリア富豪のニコに片想いをしていた。 だからクリスマスの夜、彼にいきなりベッドへ誘われたときは 驚いたけれど、天にものぼる心地で純潔を捧げた。 だがその後数カ月たっても、ニコからはなんの音沙汰もなく、 妊娠を告げに行っても、彼は君など名前も知らないと言った。 私は愛の告白さえしたのに。嵐の中をひた走ってきたのに。 しかし、彼女がいちばん傷ついたのはニコの冷たい一言だった。 「だから、君のおなかの子の父親のわけがないんだ」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年12月05日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-01632-4
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- 書籍番号
- R-3637
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書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダ ホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへ の一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を 旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の 学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われてい る今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。