ハーレクイン・シリーズ
凍れる湖
ジョリーン・ドレイパーは直属の上司ウェルシュのいやがらせと彼の妻の誤解に腹を立てて、人事部に配置換えを申し出た。ロシア語ができて有効なパスポートがあるなら重役のロシア出張に同行するのはどうかときかれ、承知した。ロシア語の復習をしながら待機して数週間が過ぎたころ、彼女は社内でウェルシュとすれ違い、またも不愉快な目に遭う。そのとき、蔑むような視線と言葉を二人に浴びせかけた男がいた。寸分のすきなくスーツを着こなした男は何者だろう……。ロシアへの出発が二日後に決まった時、男の正体が明らかになった。ジョリーンが同行する、会長のチェイン・テンプルトンだったのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年12月05日
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- 著者
- ジェシカ・スティール
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- 訳者
- 原淳子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73815-8
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- 書籍番号
- C-815 (初版R-814)
読者レビュー
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イングランド中部に、七人兄妹の六番目に生まれた。現在はウースターシャーの風光明媚で文化財に富んだ村に夫とともに住んでいる。公務員として働きながら夜の時間を執筆にあてていたが、夫の励ましを得てフルタイムの作家となった。一番の趣味は旅行で、メキシコ、中国、香港……と、取材をかねてさまざまな国を訪れている。