ハーレクイン・シリーズ
公爵の憂鬱
たいした価値もない娘など無用。それが、上流社会の不文律だが――
病でもう長くない母を安心させるため、社交界にデビューしたボニー。 田舎育ちで持参金もない彼女に、夫を選ぶという贅沢はできないので、 最初に申し込んできた人と結婚するしかないことは覚悟していた。 そんなある夜、ラドクリフ公爵とワルツを踊り、恋におちてしまう。 公爵ほどの人が、地位も何もない娘に興味を持つはずがないのに……。 恋心を戒めるものの、翌日の夜会でも気づけば彼の姿を捜していた。 しかし、ラドクリフ公爵を見つけて胸を弾ませたのもつかのま、 母の容体が危ういとの報せがもたらされ、ボニーは激しく動揺した。 すると驚いたことに、公爵が馬車でボニーを実家まで送り届けると、 病床の母にこう告げた! 「お嬢さんとの結婚を認めてください」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年07月05日
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- 著者
- シェリル・ボレン
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- 訳者
- 小長光弘美
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41289-8
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- 書籍番号
- PHS-259 (初版HS-97)
英語教師、新聞記者、アンティークのディーラーなどの職業 を経て、1998年『公爵の憂鬱』で作家デビュー。数々の新人賞 を受賞した。執筆活動と同時に、2人の子供のためPTA活動に積 極的に参加するなど、良き母としての一面も持つ。二十歳で結 婚した夫と、テキサスの海岸部で週末を過ごしているという。