ハーレクイン・シリーズ
妻になる代償
特選ペニー・ジョーダン
愛はないふりをして、あなたの妻を演じるという、残酷。
アリスはイタリア伯爵マルコ・ヴィンセンティの屋敷で、 生後6カ月の赤ん坊のナニーを務めることになった。 マルコは亡くなった従弟夫婦の忘れ形見を引き取り、 わざわざイギリスからプロのナニーを雇ったのだという。 アリスは、彼が内に隠す深い情愛を知り、次第に惹かれていく。 ところがある日、赤ん坊の母方の祖母が現れ、マルコに対し、 子どもとその養育権を渡すか、さもなければ金を払えと迫る。 彼は、独身の男では不利だと言い、アリスに衝撃の提案をした。 「あの子を手放さずに済むよう、僕の妻になってくれないか」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年05月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-41611-7
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- 書籍番号
- MP-21 (初版R-1885)
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- ミニシリーズ
- 特選ペニー・ジョーダン
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1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。