ハーレクイン・シリーズ
さよならも言えず
至福の名作選
愛してるからこそ、そばにいられない。でも愛してるからこそ、忘れられない。
旅行会社の重役秘書クレアはホテルを視察するため、さる異国を訪れ、そこで偶然にも、1年前に別居したニックとでくわす。ニックを激しく愛していたクレアは、仕事で命を危険にさらす彼を見ているのがつらくなり、やむにやまれず彼のもとを去ったのだった。どうやらニックも仕事で同じホテルに滞在しているらしく、クレアはなんとか動揺を押し隠し、彼を避けつづけた。だがラウンジにいたとき、ふとした隙を突かれ、たくましいニックの手でダンスフロアへ連れ出されてしまう。彼はクレアの身を抱き寄せながら、その耳元で囁いた。「どんなに君が忘れたいと思っても、君はまだ僕の妻なんだ」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2021年03月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 奥船桂
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2021年03月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22652-5
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- 書籍番号
- I-2652 (初版I-92)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。