ハーレクイン・シリーズ
禁じられた口づけ
至福の名作選
想いを寄せるボスに命じられて、私は髪をほどき、眼鏡を外した──
上司のセクハラに遭い、会社を辞めるはめになったキットは、新たな会社に再就職し、社長マーカスの個人秘書を務めることになった。だが、前任秘書の話では、マーカスはとんでもないプレイボーイらしい。前職での苦い経験をふまえたキットは、ボスに目をつけられないよう、地味な服装とヘアスタイルに野暮な黒縁眼鏡の変装を思いつく。半年後、相変わらず“お堅い秘書”として仕事を続けていたある日、ボスの現在の恋人が現れたと思ったら、かんかんに怒って帰っていった。マーカスからその理由を聞いたキットは、唖然とする──今週末、恋人ではなく、君と一緒に過ごすことにした、ですって!?内心で彼に強く惹かれていることを、悟られてはいけないのに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年08月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 水月遙
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- 定価
- 730円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年07月30日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22624-2
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- 書籍番号
- I-2624 (初版I-1816)
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- ミニシリーズ
- 至福の名作選
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。