ハーレクイン・シリーズ
乙女の告白
病の床についた貧しい娘が、夢うつつの境に見た美しい男性は……。
親戚のけちな老伯爵に家政婦のようにこき使われてきたメグは、 老伯爵の死後、新しい後継者が到着する前に館を出るつもりだった。 だが悪いインフルエンザにかかり、診察料を払えないため医者も呼べず 瀕死の床についていたとき、夢のような救世主が現れた。 マークと名乗る美青年が医者を呼び、つきっきりで看病してくれたのだ。 朦朧とした意識のなか、メグはお金の心配をしつつも、 マークの腕に抱かれて不思議と安心感を覚えた。 献身的な看病の甲斐あってやがて体力を回復したメグは、 看病してくれた人物が誰かを使用人から聞き、目の前が真っ白になった! 「先日の夜に到着なさった、ラザフォード伯爵ですよ」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2020年03月05日
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- 著者
- エリザベス・ロールズ
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- 訳者
- 海老塚レイ子
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- 定価
- 910円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年02月13日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58677-3
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- 書籍番号
- PHS-227 (初版HS-202)
イギリスのケント生まれ。幼少期を過ごしたオーストラリアのメルボルン、パプア・ニューギニアの生活が執筆に興味を抱くきっかけとなった。ニューサウスウェールズ大学では音楽学を専攻し、音楽教師も経験。現在はメルボルンに暮らしている。