ハーレクイン・シリーズ
二人の美女
母と妹のため二重生活をする娘は、
生涯独り身を覚悟したが……。
3年前、父の死に伴い、カミラは母と妹を連れて別の地へ移り住んだ。 上流階級でありながら一家の経済状態は困窮しており、 カミラは家族にも内緒で、扮装して“リゼット”の名で舞台に立った。 はしたないと揶揄される仕事で日銭を稼いでいるのが明るみに出れば、 社交界から軽蔑され良縁は望めないため、一生独身を貫くつもりで。 しかし、ようやく目処が立ち、これを最後と仕事を引退した夜、 彼女は賊に襲われ、舞台を見ていたアシュビー伯爵ニコラスに救われる。 すてきなお方……。でも、“リゼット”の正体は、絶対に明かせない。 朝まで護衛すると言われたが、彼女は不意をついて逃げ出した。 後日、さるレディの家で、カミラは妹から紹介された男性を見て凍りつく。 「カミラ、こちらはアシュビー伯爵。お近づきになりたいそうよ」
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年08月05日
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- 著者
- フランセスカ・ショー
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- 訳者
- 吉田和代
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年07月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58543-1
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- 書籍番号
- PHS-213 (初版HS-373)
フランセスカ・ショーという筆名は2人の作家からなる共著名。ともに図書館司書だった友人同士で執筆を始め、英国摂政期を舞台にいくつものヒストリカル・ロマンスを手がけた。最近は新作の刊行が途絶えているが、現在はそのうちのひとりルイーズ・アレンが作品を上梓し、活躍している。