ハーレクイン・シリーズ
愛に怯えるシチリア富豪
“愛は毒だ”とはねつけられても、わたしは彼の愛がほしい。
ダンテがはるばるロンドンからわたしに会いに来たというの? アリシャは胸にざわめきが広がるのを感じた。 今や富豪となった彼は幼いころ、彼女の父のお気に入りだった。 父は実の娘よりダンテをかわいがり、亡きあとは会社を託した。 彼への嫉妬と恋心を封印して、遠い地へ逃れてきたのに……。 「破綻寸前の君の慈善事業を守りたければ、僕と結婚するんだ」 ダンテの真の狙いは、彼女が持つ亡父の遺産の株だと知りつつ、 アリシャの心は揺れた。母の遺志である事業を潰したくはない。 でも、愛されない花嫁になるのはあまりに哀しすぎる……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年07月20日
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- 著者
- タラ・パミー
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年07月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13428-8
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- 書籍番号
- R-3428
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子どもの頃から本の虫だった彼女は10代でロマンス小説に夢中になり、教科書の陰に隠して読みふけっていた。修士課程修了間近のある日、修士論文を書くためにパソコンに向かっていたはずが、気がつくと物語のプロローグをタイプしていた。無事卒業し、世界一理解のある夫のサポートを得て小説を書き始め、現在はアメリカのテキサス州で執筆に勤しんでいる。