ハーレクイン・シリーズ
貴公子と清らな薔薇
高貴な身分のあの人に、
身のほど知らずの恋をした。
「僕の弟が戦死したばかりなのに、次の獲物を探しているのか?」 牧師の養女リリーは世界一会いたくない人物と最悪の再会を果たした。 亡き幼なじみが崇拝していた兄である麗しの将校── 公爵位を継ぐために帰還したジャイルズ・モンタギュー卿だ。 彼はリリーを金目当てで弟をたぶらかした悪女と決めつけ、 顔を合わせるたびに捨て子だったことを持ち出して嘲るのだ。 深く傷つきながらもなぜか彼を憎みきれずにいたある日、 またもやジャイルズ卿と言い合いになり、偶然体が触れ合った。 その瞬間、胸のうずきを覚えたリリーは彼への想いに気がついた。 貴族の彼と結ばれるなど、万にひとつの望みもないのに。
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- 頁数
- 240頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年04月05日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 高山恵
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58384-0
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- 書籍番号
- PHS-204
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の一人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。