ハーレクイン・シリーズ
ダーシーは派遣会社で働きながら年老いたエミーと暮らしている。病気がちなエミーの看病をちゃんとしてあげたいダーシーは、時間を自由に使える今の生活をわりと気に入っていた。ある日、書類の配達を頼まれたダーシーは指定されたホテルに向かう。部屋にいたのは不穏な表情を浮かべた屈強な男二人で、中に引きずりこまれた彼女は、恐怖のあまり気を失ってしまう。目覚めたとき、そこには三人目の男がいた。「私をどうするつもり?」朦朧とする意識の中で、ダーシーは尋ねた。「脅迫に加担した君をどうしたらいいと思う?」男が険しい表情で言う。脅迫? まったく身に覚えのない彼の言葉にダーシーは呆然とした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月05日
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- 著者
- ジェシカ・スティール
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- 訳者
- 小泉まや
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-22059-2
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- 書籍番号
- I-2059
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10462
私は本を読むときは最初に本の裏に書かれているあらすじを読みますがこの本はあらすじを読んだだけで凄く興味を持ちました。二人のすれ違う姿が凄く伝わってきて早く気持か通じればいいのにとかすごく思うお話でした。
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モニター
あらすじを読んだだけで凄く先が気になる話でした読んでる間も二人の気持ちがすれ違ってお互いに勘違いしている様子が凄く伝わってきて最後はどうなるんだろうと思える話でした。
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モニター
最低最悪の出会いをした2人、分かり合えるのだろうかと、ハラハラしながら最後まで読み切りました。
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モニター
恐喝の仲間と勘違いして、派遣会社のダーシーを監禁しているうちに恋に落ちていくヒーローが魅力的。最後まで不器用に愛を表現するものの、自分の言うことを信じてくれない、と思い込んでいるダーシーに想いがなかなか伝わらないところがもどかしい。ダーシーの潔さも気持ちよいですが、あきらめないヒーローの強引さもこのストーリーの魅力です。
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モニター
徹底してダーシーの視点で描かれていくので、ネーブが横暴になったり思いがけないやさしさを見せたりするたび、ダーシーと一緒に一喜一憂、振り回されます。信じてもらえた、と思ったら理不尽に責められたり、恋人さえいないのに、愛人だと疑われたり。ヤキモチなのか、不信から来ているのか、ダーシーの視点からはネーブの本心が読めないのです。不覚にも愛してしまった人に信じてもらえないつらさが胸に迫る、すれ違いと誤解の切ないお話でした。
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モニター
ダーシーとネーヴのサスペンスな恋を一気に読みました。突然、訪れた恋に戸惑いながらも彼に惹かれていくダーシー、ネーヴもまた自分の気持ちに素直になれない。こんな2人のステキなお話です。
イングランド中部の田舎に、七人きょうだいの六番目に生まれた。公務員として働きながら小説を書き始める。夫の励ましを得て作家デビュー。一番の趣味は旅行で、メキシコ、中国、香港……と、取材をかねてさまざまな国を訪れている。