ハーレクイン・シリーズ
10歳で孤児になったカイラは、伯父一家に引き取られて育った。 ここ数年海外で暮らし、5年ぶりに帰国して従兄に連絡すると、 思いもよらない頼みごとをされてしまった。 家出した妻を取り戻すために、ある男を誘惑してほしいというのだ。 わたしは異性を惹きつける手管なんて、まるで知らないけれど……。 言われるままに出席したパーティーで、ニックと名乗る大富豪と出会い、 カイラは誘惑すべき男のことも忘れ、生まれて初めて恋におちた。 そして会場を抜け出し、めくるめく一夜を過ごした翌朝、 カイラは衝撃の事実を知る──従兄の妻とニックの電話を漏れ聞いて。 「君の言うとおりにした。昨夜彼女は、僕のベッドにいた」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年02月20日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 竹内喜
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-55448-2
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- 書籍番号
- PB-248 (初版I-861)
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モニター
ヒロインの従兄夫婦の作戦のせいで誤解等がありハラハラさせられましたが、最後はハッピーエンドでよかったです。ヒーローが末っ子で、結婚している兄達に時々羨ましいと思われていたとの事、私も末っ子で上の姉に独身で同じ仕事を続けているのを羨ましいと言われたのを思い出しながらこのくだりを読みました。浴衣の出て来るシーンがあったので作者が来日した後の作品なのカナ?と思いました。
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さと
初めのボタンの掛け違いからのふたりの気持ちが通じていく様子がかかれていました。ただ、最初のきっかけの従兄夫婦は夫婦間でもデリケートな問題を抱えてます。話し合いって大切だなと感じました。大佐がいい人で幸せに過ごしてほしいなと思いました。
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モニター
まわりに振り回されて自分達の気持ちに素直になれない二人を歯がゆく思いながら読みました。時間はかかったけど素直になれて良かった。
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モニター
運命の人との出会いだと思ったのに大切な家族のしがらみで飛び込んでいけない、本当の名前も言えない、そんなすれ違いの始まりから糸がほどけていくようにお互いの想いが通じて良かった。泣いたことが無かったカイラの涙で自分勝手なジャスティンがまるで兄のように彼女を守り、自分も好きな人と幸せになれた 自由気ままに世界を旅してきたカイラもこれからはニックのそばが一番だね。
フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。