ハーレクイン・シリーズ
愛の証に花の名を
愛し合いながらもすれ違う心……。
あの頃にはもう、戻れないの?
ローザは4カ月前、愛する夫アーロンに黙って家を出た。 亡き母から受け継いだ病のせいで、彼に迷惑をかけたくなかったから。 そんなことは彼に言えるはずもなく悶々としていたある日、 義母からパーティに招かれ、ためらいつつ指定された別荘に向かった。 だがそこには、アーロンただ一人が待っていた。 二人の復縁を願う義母の計らいだったのだ。 気まずいながらも、二人きりの時間はやがて情熱を帯び、 ローザは何もかも忘れて彼に身をゆだね、恍惚のうちに眠りにおちた。 そのとき彼女の身に新しい命が宿ったとも知らず、 翌朝、黙って別荘から立ち去ったのは、アーロンだった──
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2019年02月05日
-
- 著者
- セリーズ・ベハリー
-
- 訳者
- 杉本ユミ
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2019年01月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-22550-4
-
- 書籍番号
- I-2550
熱い読書愛から、つねにロマンスに心を躍らせるようになり、やがてそれは彼女の執筆や生き方にまで影響を与えた。幸運なことに、結婚した相手はいつも期待以上にロマンティックで、ヒーローを描くときのインスピレーションの源になっている。南アフリカ共和国のケープタウン在住。