ハーレクイン・シリーズ
涙は隠して
再会したのは、かつての継兄。
私の初恋を傷だらけにした男性。
母の恋人に関係を迫られ、ローレルは高級ホテル内を走って逃げていた。 間一髪駆けこんだペントハウスにいたのは……クリスティアーノ! ヨーロッパ各地にホテルを持つ億万長者の彼は、 10年前までローレルの継兄で、彼女の淡い初恋の相手でもあった。 クリスティアーノはローレルの破れた派手なドレスを無遠慮に見ている。 そしてすがるような目をしたローレルに、冷酷にもこう言い放った。 「ここにいさせてやる代わりに、君にはその体を差し出してもらう」 彼は私の格好を見て、お金のためならなんでもする女と決めつけている。 母に勧められた服を着て、恋人だという男性の部屋に行っただけで、 本当の私はクリスティアーノを忘れられず、一度も男性経験がないのに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2019年02月05日
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- 著者
- ケイト・ヒューイット
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- 訳者
- 松島なお子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22549-8
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- 書籍番号
- I-2549
読者レビュー
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何気なく読み始めましたが、感情移入しやすい普通の女性のヒロインが魅力的な彼とどうなっていくのかが気になって一気に読み終わってしまいました。
二人の心が通じ合っていく過程にどきどきしたり、ヒロインが今まで経験したことのないパーティーに彼と行って彼に嫉妬されたり見直されるところ、彼とファーストクラスで世界を旅するところ、など胸キュンポイントがたくさんあって読んでいる私も非日常の世界に飛べて楽しかったです。
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アメリカ・ペンシルバニア州で育つ。大学で演劇を学び、劇場での仕事に就こうと移ったニューヨークで兄の幼なじみと出会い結婚した。その後、イギリスに渡り6年間を過ごす。雑誌に短編を書いたのがきっかけで執筆を始め、長編や連載小説も手がけている。読書、旅行、編みものが趣味。