ハーレクイン・シリーズ
幻のかなた
セリーナは幼いころ事故で両親を失い、母の年の離れた姉である伯母一家に引き取られた。伯父は血のつながった伯母よりもセリーナをかわいがってくれ、今では彼女は伯父の会社でやりがいのある仕事を任されている。その敬愛する伯父が、ある日心臓発作をおこして倒れた。アダム・チューダーという男が接触してきたせいだった。伯母と、その息子ドミニクの話によれば、彼は伯父が若いころ、よくない女性にひっかかってもうけた子供で、長年にわたって伯父にお金をたかり続けてきたのだという。そして、あろうことかチューダーはこんなことを言い出した。伯父さんを守りたければ、ぼくと結婚するしかない、と……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年11月05日
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- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
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- 訳者
- 細郷妙子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73812-7
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- 書籍番号
- C-812 (初版R-1229)
読者レビュー
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イギリスの作家。ロマンチストで、一目で恋に落ち結ばれた夫との間に三人の子供をもうけた。就寝前の子供たちにベッドで読み聞かせるために物語を書きはじめる。ロマンス小説家としてのデビューは一九八七年、その後数多くの名作を世に送る。二〇〇九年五月、ファンや作家仲間に惜しまれつつ亡くなった。