ハーレクイン・シリーズ
追いつめられて
幼いころに母が頑固な父を捨てて別の男性とかけ落ちして以来、 ジュリエットは由緒ある館の猟場管理人の父と二人で暮らしていた。 やがてジュリエットは館の一人息子シメオンと恋に落ちた。 二人が抱き合っている姿を目撃した父に猟銃を突きつけられ、 シメオンは突然ジュリエットとの結婚を宣言したのだ。 だが結婚式の夜、ジュリエットは彼の振る舞いに深く傷つき、 “何もかも間違いでした”と書き残して姿を消したのだった。 そのまま母のもとに落ち着き、義父と母の仕事を手伝ってきて8年。 ある夜、母の別荘に独りでいた彼女の前にシメオンが現れ、言い放つ。 「もう逃げられないぞ。今度こそ、ぼくの子供を産んでもらう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年10月20日
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- 著者
- シャーロット・ラム
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- 訳者
- 堀田碧
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年10月04日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58425-0
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- 書籍番号
- K-575 (初版R-936)
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った。ハーレクイン・ロマンスやハーレクイン・イマージュなどで刊行された彼女の作品は100冊以上にのぼる。