ハーレクイン・シリーズ
メアリーとリードは子供のころからの大親友。でも、メアリーはいつからか彼を男性として意識するようになっていた。21歳の誕生日を前にしたある日、メアリーはリードに頼みこんだ。“女としての歓びを教えて”と。突拍子もない依頼にリードは困り果てるが……。
秘書のナイアは上司ジェイクに、初対面で赤毛をからかわれて以来、傲慢な言動をとられつづけてきた。彼は目を疑うほどの美形なのに、無愛想で冷徹なのだ。きっと私のことが嫌いなんだわ。我慢も限界に近づいたある日、二人の関係を変える出来事が起こる。
挙式前日の夜、19歳のアリスは婚約者ダニエルの邸宅を一人で訪問した。婚約してからというもの、彼の態度はひどくそっけない。なぜ自分との結婚を決めたのか、挙式前にはっきりさせておきたい。すると、ダニエルは耳を疑うような言葉を口にした。
ローレンは親に捨てられ孤児院で育った。過酷な現実に独力で立ち向かってきた彼女にとって、おとぎ話のようなロマンスは縁のないものだった。運命のいたずらにより、豪華なパーティーで、別世界に住むギリシアの大富豪、アレクサンドロスと出会うまでは。
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- 頁数
- 304頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年08月05日
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- 定価
- 968円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年07月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-74256-8
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- 書籍番号
- ZVB-6
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モニター
どの作家も好きなのですごく楽しみ! と思ったらさらに短編1話も入った5話が読めてお得な一冊。『プレゼントは愛』は庶民というか身近な存在の登場人物、でもロマンスは夢がある。『秘書に魅せられて』はふたりのテンポ良い会話ややり取りが面白い。『伯爵の求愛』は若妻ヒロインのガッツのあるところがいい。『愛と情熱の日々』は障害もあり苦労しているヒロインに幸せになって欲しいと思いながら読んだ。
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モニター
短編集は初めてだがどの作品も中身が充実していて得した気分になった。『愛と情熱の日々』は妹のエレーニが登場するまでハラハラして良い刺激になり、計算高くないローレンに好感を持った。『伯爵の求愛』はアリスの10年後を書いてほしいくらい。また読みたい。
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モニター
5人の人気作家による5編の短編は、どれも読み応えがあり、とても楽しく読ませて頂きました。特に私が気に入っているお話は、ローリー・フォスターの『プレゼントは愛』と、キャロル・モーティマーの『伯爵の求愛』、サラ・モーガンの『愛と情熱の日々』です。それぞれのヒロインはいずれも職業や地位も異なり、また恋愛模様も様々ですが、そこに描かれていたのは、どれも素敵な純愛でした。
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こゆき
短編5話のお話ですが、それぞれヒロインとカッコいいヒーローが織り成すシンデレラストーリーでした。個人的には2話が好きです。お互い好き同士なのに素直になれないところは、とても共感出来ました。
愛に対する確固たる信念を、セクシーな作風と切れ味のいい文章で表現し、読者の支持を得ている。高校時代からの恋人である夫と共にアメリカのオハイオ州に住む。小説を書くことは大好きだが、いちばん大切なのは、どんなときも家族だという。
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年に見事デビューを果たす。以来、数多くの作品を生み続け、2015年にはアメリカロマンス作家協会から、その功績を称える功労賞を授与された。エリザベス女王からも目覚ましい活躍を認められている。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。