ハーレクイン・シリーズ
カサノヴァに恋してる
元来、弁護士ジェイク・ドラモンドは清純な娘など好みではない。経験豊富な女性のほうが、後腐れなく別れられるからだ。ジェイクは遺伝的なカサノヴァだった。彼の祖父も父親も浮気性で、ことごとく結婚相手を不幸にした。それを見てきたジェイクは、自分は絶対に結婚はせず、いつまでも世慣れた女性たちと遊び暮らすと誓った。清純な娘は結婚を望む。ヴァージンなど、とんでもない。だから、ベル・ヴェナブルズも僕のタイプではないはずだ。結婚を考える相手としかベッドには行かない、と言っていたのだから。でも、まさかあの年でヴァージンということはないだろう。しかもあのルックスだ。実は案外、遊んでるんじゃないか?そして、勝手にベルは経験豊富だという結論に達したジェイクは、彼女を相手にカサノヴァの手腕を発揮し始めた……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年10月20日
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- 著者
- アレキサンドラ・セラーズ
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- 訳者
- 大林日名子
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- 定価
- 628円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-76198-9
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- 書籍番号
- HR-198 (初版D-868)
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- ミニシリーズ
- 初めて出会う恋
読者レビュー
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ウォールデンブックスのベストセラーリストに登場歴を持つ人気作家。カナダに生まれ育ち、演劇を学ぶためにロンドンに留学。現在、夫ニックとともにハムステッド・ヒースの近くに住む。ある日窓から入ってきて居座りを宣言した美しい雄のとら猫が同居中。中央アジアと中東の人々、言葉、宗教、歴史を愛し、ヘブライ語とペルシア語を学び、現在はアラビア語に取り組む。二十五冊以上の小説と一冊の猫語の教科書を執筆。無人島に行ったら恋しくなるのは笑い声だろうと言う。