ハーレクイン・シリーズ
バハマの光と影
ハーレクイン・ディザイア傑作選
愛は光、悲しみは影。
私の愛で彼の心を照らせるなら……。
1年前、信じていた人に裏切られて傷ついたニッキは、 心の傷を癒やすためカリブ海の島へやってきた。 浜辺で物思いに耽るニッキを、じっと見つめる男が一人── 先ほどホテルで会った、尊大な雰囲気漂う彼は、 冷たい瞳で彼女を隅々まで見回すと、表情一つ変えずに立ち去った。 いけない、彼の豹のような獰猛さと美しさに魅せられてしまいそう。 ニッキは怖ろしさと同時に、ときめきにも似た感情に身を震わせた。 だがほどなく、人も愛も信じられなくなっていた彼女は、 その男、大実業家キャルことキャラウェイ・スティールの大人の色香と恋の魔術に溺れることになるのだった……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2018年07月20日
-
- 著者
- ダイアナ・パーマー
-
- 訳者
- 姿絢子
-
- 定価
- 734円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年06月07日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-51812-5
-
- 書籍番号
- D-1812 (初版E-21)
-
- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ディザイア傑作選
読者レビュー
-
ユエ
ヒロインの元婚約者はなんて嫌なやつなんだろう! 自分から離れておきながら勝手な都合で戻ってきてニッキやキャルを振り回す、その大いなる勘違いっぷりに腹が立ち、絶対に2人には上手くいってほしいと強く願いながらクライマックスに向かいました。負った心の傷からニッキを試したり振り回したりと少々頼りなく自分勝手にも思えたキャルですが、ニッキとの触れ合いで自信を取り戻してからは力強く男らしい魅力をたくさん見せてくれたと思います。
-
黛伶香
読み始めて一気に南国へ連れて行かれました。頑ななキャルとの出会いの後、ニッキにも悲しい思い出が…。二人とも大切な人の喪失を乗り越えられず足踏みしてたことがわかります。しかし傷のなめ合いとはならないところが良かったです。それもニッキが自分の頭で考える自立したヒロインで、どんな相手でも臆せずにぶつかる素直な性格だったからこそ。最後までドキドキが止まりません!
シリーズロマンスの世界でもっとも売れている作家のひとり。各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。