ハーレクイン・シリーズ
夜の一人遊び
「……いかせ……て……」その夜、ミリは、行きずりの男に禁断の愛の調教を施される。椅子に拘束され、脚を広げさせられると、その男はミリの秘部に優しく触れてきたのだ。花びらの奥に舌を差し入れてきて、身をよじらせるミリをいままで知らなかった、悦楽の甘い官能世界へ誘ってくれた……ああ、淫靡にこすってもらえばもらうほど、もっとこすって欲しくなるの──それなのに、どんなに懇願しても許してくれず、徹底的に我慢させられて、ミリはえんえん苦しみ続けることになる。やがて彼を欲し、愛おしいとさえ思い、自ら口淫するようになるまで。でも、その一夜の情事のあと、ミリの心は完全に崩壊した。もうミリは彼なくしては夜も日もあけない。それなのに、ジャックという名前以外、知らないのだ。結婚しているのか、都会にいるのか、田舎の片隅にいるのかも。すべてが欲しくて、世界の果てまで追いかけたいのに、何もわからない。他の男を誘うこともできずに、ミリはしかたなく部屋に閉じこもった。そして、濡れた花園にゆっくりと自分の指を、玩具を差し入れて、あの人に貫かれる夢を見るようになるけれど……。
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- 頁数
- 50頁
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- 発行日
- 2018年05月05日
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- 著者
- ケイト・オースティン
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- 訳者
- 立石ゆかり
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- 定価
- 220円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 9784596464651
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- 書籍番号
- DG-174
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