ハーレクイン・シリーズ
50万ポンドを支払うですって! ポピーは思わず耳を疑った。 インターン先のボス、大富豪セバスティアーノは続けた。 “もし、ぼくの恋人のふりをしてイタリアに同行し、 祖父母の結婚60周年パーティに出席してくれるなら”と。 障害のある弟を抱え、夜も清掃員として働くポピーには、 喉から手が出るほど欲しい大金だった。 嘘が苦手なポピーは、ある三つの願いを条件に渋々引き受けた。 上流階級のパーティに出て、とびきり素敵な人と踊るだけよ。 だが、現実は甘くなかった。ボスに心まで奪われてしまったのだ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年04月20日
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- 著者
- ミシェル・コンダー
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年04月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13322-9
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- 書籍番号
- R-3322
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モニター
身分違いの恋の物語だけど、とても明るい雰囲気で楽しめました。お互いに求め合っているのにそれを認められなくてぐるぐるしている様子がほほえましいです。重たい過去はあっても前向きでしっかり者のヒロインのおかげでするする読めてしまいました。面白かったです。
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身分差のある相手に葛藤しながらも恋に落ちていく描写に、ぐいぐいと物語に引き込まれました。不幸な生い立ちでも自分より他者を想う健気なヒロインの恋が実るようにと、きっと誰もが胸を切なくしながら願うはず。彼女が選んだ美しく切ない三つの願いに、読後は幸せで穏やかな気分に浸れました。ラブストーリーが好きな方はもちろん、少し心が疲れた方にもオススメです。また魅力的な脇役も多く、関連作品を希望します!【クリスチーネ美紗都】
【編集部より】関連作は、R-3131『氷の皇帝に愛を捧げ』になります。電子書籍でお楽しみいただければ幸いです。 -
モニター
大富豪のヒーローからの断れない依頼を受けるに当たり、3つの願いを叶えてもらうことになったヒロイン、ポピーは、とりあえず2つの条件を提示しますが、どちらも自分のことではなく他人を助けるためのものでした。そんなポピーに惹かれていくヒーローに心まで奪われてしまったヒロインの3つめの願いはいったいなんなのかを想像しながら読んでみて下さい。ちなみに、私の予想とは全然違うものでした…。
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ローズマリー
テンポの良い展開で最後まであっという間に読めました。ヒロインがユーモアたっぷりで、ヒーローとの会話が面白い! ヒロインもヒーローも魅力的ですが、ある過去があって…ヒーローを見守る祖父の言葉が心に響きました。登場人物がいい人達ばかりで、家族の愛情を強く感じられる心温まるストーリーです。題名に基づく会話やある出来事が再び起きるシーンが印象的でした。関連作があれば読みたいと思う作品です。
メルボルン大学を卒業後はさまざまな仕事に就き、やがて海外を旅したり、そこで働いたりするようになったという。オーストラリアに帰国後、生涯の夢である作家になることを決めた。現在、3人の子供と夫とともにメルボルンに暮らす。