ハーレクイン・シリーズ
セラフィーナ
男爵が求めるのは、お飾りの妻。
人形のようなつまらない花嫁……。
“利口すぎず、慎ましやかで、口答えしない、家柄のいい美人。 そんな娘がもしもいるなら、結婚を考えてもいい” 祖母に結婚をせっつかれている男爵チャールズは、 まだ独身を謳歌したくて、無理難題と言える結婚の条件を出していた。 ところが驚いたことに、そんな娘がいたのだ。 祖母の知人の紹介で引き合わされた彼女の名は、セラフィーナ。 面白みがなく従順そうで、天使のように愛らしいだけの彼女となら、 結婚後も自由にやれそうだ。高慢にもそう考えた彼はまだ知らなかった。 自分の目に映っているしおらしいセラフィーナが、 愛する家族を苦境から救うための、一世一代の名演技をしているとは!
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年03月05日
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- 著者
- シルヴィア・アンドルー
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- 訳者
- 上木さよ子
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- 定価
- 906円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年02月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-33279-0
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- 書籍番号
- PHS-179 (初版HS-10)
読者レビュー
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モニター
ヒストリカル好きな方にはぜひオススメしたい1冊です! セラフィーナの頭の良さ、やんちゃっぷりが魅力です。ヒーローの祖母も魅力的な人物です。そして肝心のストーリーですが、ドキドキハラハラさせられる部分もありテンポ良く進んでいきます。読み始めると止まらない1冊です!
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ポテト
まず表紙が素敵、生々しくなくて手に取りやすい! ヒロインが天真爛漫ですごくかわいい。いろんな困難に立ち向かっていく姿が、ヒーローにも増してたくましく、ヒロインのファンになりました。でも、それよりなによりヒーローのおばあちゃんが良い!
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ヒロインのセラフィーナがとても勇敢でステキな女性です。ヒーローとの出会いや恋に落ちて行く過程など、とてもわくわくしながら読めました。
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モニター
ストーリーの中心はロマンスですが、ミステリーな部分や冒険譚な部分もあり最後まで楽しく読めました。ヒロインは優しく頭も良くて行動力もあり好感が持てます。ヒーローは美男子設定ですが活躍する格好いいシーンはあまり無かったのが残念。その分ヒロインが活躍しています。
英国の有名カレッジで長く副校長を務めていた。初めて小説を出版したのは1991年、ハーレクイン・ミルズ&ブーン社からで、以来、主にヒストリカルを執筆している。男性に求めるのは高潔さだと語り、政治家にそれを求めるのは難しいとも。40年以上連れ添った夫と愛犬と共にイギリス南西部に暮らす。