ハーレクイン・シリーズ
ある愛の幻
無残な別れを経てもなお、
愛の記憶が絡みつく──
「いったい何の権利があって、僕から息子をとり上げたんだ?」 偶然再会し、強引に家まで送ってくれた大富豪レアンドロは彼にそっくりなアビゲイルの赤ん坊を前にして激怒した。 1年半前、彼の経営するホテルで出会ったとたん激しい恋に落ち、 その強烈な魅力に抗うすべもなくアビゲイルは純潔を捧げた。 だが夢のような日々も束の間、彼の妹に悪質な嫌がらせをされ、 アビゲイルは泥棒呼ばわりされて彼に捨てられたのだった。 レアンドロは金褐色の瞳に怒りをたぎらせ、冷徹に告げた。 「結婚するんだ。君が好もうと好むまいと、ほかに道はない」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2018年02月05日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 若菜もこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年01月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13307-6
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- 書籍番号
- R-3307
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。